テレワーク中の労働時間、どう管理する?
中抜け時間の扱いはどうする?【中小企業向け】
いつもご覧いただきありがとうございます。
社会保険労務士法人ワンステップです。
テレワークが普及したことで、
「勤務時間の管理が難しい」という声が増えています。
特に、
👉 中抜け時間の扱いに悩む企業が非常に多いのが現状です。
そのままにしておくと、
・未払い残業
・勤怠トラブル
・長時間労働
といった問題につながります。
本記事では、テレワーク時の労働時間管理と中抜けの考え方を整理します。
1.テレワークでも労働時間の考え方は同じ
まず前提として、テレワークでも労働時間の定義は変わりません。
労働時間とは、
👉 会社の指揮命令下にある時間です。
つまり、
・業務を行っている時間 → 労働時間
・自由に過ごしている時間 → 労働時間ではない
という基本は、出社時と同じです。
なお、テレワークの労働時間管理については、厚生労働省のガイドラインでも整理されています👇
テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン
このガイドラインでは、テレワークでも労働時間の適正把握が必要とされています。
2.中抜け時間とは?
次に、中抜け時間とは勤務時間中に一時的に業務を離れることを指します。
例えば、
・子どもの送迎
・通院
・私用の外出
このように、在宅勤務では発生しやすい行為です。
3.中抜け時間の基本的な扱い
結論として、
👉 中抜け時間は原則「労働時間ではない」扱いになります。
なぜなら、その時間は
会社の指揮命令下にないためです。
ただし一方で、
・後で働いた時間で調整する
・制度として認めている
場合には柔軟な運用も可能です。
4.よくある誤解と注意点
テレワークでは次のような誤解が多く見られます。
・在宅=すべて労働時間
・中抜けもそのまま勤務扱い
・自己申告だけでOK
しかしながら、こうした運用はトラブルの原因になります。
📌 したがって、「ルールなし運用」は避けるべきです。
5.実務での管理方法
では、具体的な管理方法を整理します。
📌① 勤怠ルールを明確にする
まず、始業・終業・休憩・中抜けの記録方法を定めます。
📌② 中抜けは申請制にする
次に、
・事前申請
または
・事後報告
いずれかのルールを設定します。
📌③ 業務内容の把握を行う
さらに、日報やタスク管理を活用します。
👉 「何をしていたか」が分かる状態にすることが重要です。
6.制度設計で押さえるべきポイント
テレワーク制度には、次を必ず盛り込みましょう。
・労働時間の定義
・中抜け時間の扱い
・勤怠記録方法
・申請ルール
・違反時の対応
このように整理しておくことで、運用が安定します。
7.やってはいけないNG対応
一方で、次のような対応は避けるべきです。
・ルールなしで自由運用
・中抜けを黙認
・管理を従業員任せ
・記録を残さない
📌 「曖昧な運用」が最大のリスクになります。
8.ワンステップに相談するメリット
**社会保険労務士法人ワンステップ(和歌山県和歌山市)**では、
・テレワーク規程の作成
・勤怠管理ルール整備
・労働時間管理の見直し
・トラブル防止支援
など、実務に即したサポートを行っています。
👉 社会保険労務士法人ワンステップ公式サイト
https://www.onestep-sr.jp/
9.まとめ
テレワークの労働時間管理では、
・労働時間=指揮命令下の時間
・中抜けは原則労働時間外
・記録とルールが不可欠
👉 「見えない時間を見える化する」ことが最重要ポイントです。


















